大阪市渡辺邸保存会の活動予定

源頼光・源四天王と鬼たちや土蜘蛛たちと目指そう日本遺産


 現在政府は2020年に東京で開催予定のオリンピック・パラリンピックに向け、年間の訪日外国人旅行者数が増加しつづけることが見込まれ、これらの観光客の受け皿となるべき日本遺産を2020年までに100件程度文化庁で認定する予定です。

 そこで、源頼光・源四天王と鬼たちや土蜘蛛たちの話は、日本各地に個々に遺産を点にした重要文化財として指定・保存がされており、能や狂言など伝統芸能としても残っております。また、金太郎の話などのように、現在でも多くの子どもたちに絵本としてストーリーとして多くの人たちに慣れ親しんでいる存在ではないでしょうか?これらの話をパッケージ化した文化群を一体的にPRする日本遺産事業の方向性に最適な題材であるのではないでしょうか。ゆえに、ゆかりの都道府県、または市町村様において調整していただき文化庁へ日本遺産の登録申請をシリアル型日本遺産として2017年4月に要望しております。それと同時に平成30年以降に渡辺邸跡地隣接地に整備予定される仮称渡辺公園も日本遺産のリストに登録されるそれ相応の公園整備を大阪市に要望しております。

ゆかりの都道府県・市町村要望一覧

長崎県平戸市
長崎県松浦市
群馬県吾妻郡中之条町
埼玉県鴻巣市
静岡県駿東郡小山町
兵庫県川西市
兵庫県宝塚市
京都府
京都府京都市
京都府福知山市
大阪府
大阪府茨木市
大阪府大阪市
大阪府豊能郡能勢町

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 2014年1月(平成26年)よりNHK大河ドラマ軍師官兵衛(黒田官兵衛)が始まります。まさに黒田官兵衛が活躍したまさにその時に渡辺邸も存在しており、2012年(平成24年)10月まであった渡辺邸も解体されて、大阪市会で陳情書も採決されて早くも1年が経過しました。渡辺邸が解体されても、渡辺邸の歴史はなくなりません。

渡辺邸にも泊まった伊能忠敬が1818年没してから2018年には没200年たちます。伊能忠敬を大河ドラマにと千葉県で推進されておりますが、渡辺邸の歴史を消さないために、大阪からも伊能忠敬がNHK大河ドラマで放映されるように陰ながら応援しております。全国では、伊能忠敬測量の地の記念碑が建立されておりますが、大阪市淀川区渡辺邸跡地にも記念碑が建立されることを願っております。

伊能忠敬は、1975年の51歳から天文学を江戸にでて学び、1800年の56歳から第1次測量を始め、1816年の第10次まで測量を行い、まさに現在の日本の急速に進んでいく高齢化社会の中で生きていく鏡のような存在であるとともに、多くの人たちが感銘を受けると思います。

伊能忠敬大河ドラマ化推進協議会
大阪市淀川区の渡辺邸にも泊まった縁で、大阪市淀川区の榊区長、大阪市の橋下市長、大阪府の松井知事にも協力していただけるように、また大阪も地域の個性を生かした文化を育くんでいき、そこから豊かな文化と魅力ある街づくりを推進していくことを、11月が文化の日があることと共に渡辺邸の完全解体月であり、改めて平成25年11月に要望します。

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2013年2月にてインターネットオークションで落札された個人から借用中の渡辺家文書を現在大阪市史編纂所で調査中です。大阪市史編纂所の調査を見守っていきたいと思っております。

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伊能忠敬も宿泊した大阪市内最古の民家、渡辺邸400年以上の歴史に幕が下ろされました。

その渡辺邸のあった大阪市淀川区は、、崇禅寺遺跡、加島遺跡、宮原遺跡、東三国6丁目遺跡があり、淀川区の住宅やビルの下は遺跡だらけの可能性があるそうです。

よって、敷地からは開発工事の際に陶器片や土器、古瓦などの遺物が出土する可能性は非常に高いと考えられています。

埋蔵物の調査に関しては、通常は埋蔵物が出てきてからの届け出制ですが、大阪市には大規模開発事業の事前協議の制度があり2000平米以上の場合は、埋蔵物の調査をしてもらうことを協議して埋蔵物の調査ができるそうです。渡辺邸に関しては、約2600平米あり平成24年11月12日(月)に大阪市会 文教経済委員会で皆様の熱い思いが大阪市に届いて埋蔵物の調査に関しても全会派一致で採決されております。

所有者からの協力によって、大阪市に蔵からの屏風、掛け軸、古文書、漆器、陶磁器等が中心に寄贈されております。埋蔵物の調査に関しても、大阪市と所有者との事前協議の制度に則って調査されると思いますので、見守っていきたいと思っております。

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屋敷が残念ながら解体されましたが、渡辺邸の悲劇が二度と起きないように、平成24年11月12日(月)に大阪市会 文教経済委員会で渡辺邸の陳情書の件が採決されました。

屋敷がつぶれた後にもかかわらず署名を受け取っていただいた大阪市、そして署名に協力していただいた皆様に厚いお礼申し上げます。

平成24年11月29日(木)のNHKのクローズアップ現代で19時30分から渡辺邸の件が放送されました。NHKのクローズアップ現代のホームページに「懐かしの町並みを守るには~失われる伝統的建築物~」の題名で放送されましたが渡辺邸の件を通して、日本全国の文化財がこのような悲劇が繰り返さないように行政が最大限の知恵を絞ってもらうことを願っております。また、日本全国の皆様が、渡辺邸という忘れ去られていた文化財に対して改めて関心をもっていただきありがとうございます。

NHKクローズアップ現代

2012年11月29日(木) 「懐かしの町並みを守るには~失われる伝統的建築物~」

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平成24年10月31日(水)署名の数がわずか約2か月の間で累計で1万件を超えております。

平成24年10月末日をもって署名を集計作業に入らせていただきます。

屋敷が完全解体後の署名提出で誠に申し訳ございません。

平成11月初旬に署名提出させていただく予定です。

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平成24年10月15日(月)現在ですが、母屋が完全解体されております。

屋敷内の長屋門と蔵と楠の木は、まだ残っている状態です。

しかし、多くの署名が集まったにも関わらず、完全解体で更地になる予定です。

母屋の解体後にも関わらず、多くの署名が現在も集まっております。文化財の法の調整の意味を込めて署名を提出せざるえない状態です。

第2回の署名は、解体後の署名提出になってしまい誠に申し訳ございません。
署名提出日は、改めてお知らせさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
署名に協力していただいた皆様に厚いお礼申し上げます。

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平成24年10月8日(月)の週ですが、渡辺邸の母屋の解体工事が始まっております。

署名が多く集まっておりますが、第2回の署名提出の時には、建物が解体されていることが
予想されます。多くの方に署名していただき、力及ばず申し訳ございません。

今回、文化財が解除される時に、地域の方がまったく知らない間に解除されております。
大阪市議会、大阪府議会でも全く審議されておりません。今後、また多くの文化財が日本
の各地で、毎月1件ぐらいのペースで亡くなっていると聞いております。今後、このような悲
劇が二度とがおこらないように、文化財を解除する時は、所有者の解除申請だけでなく、
解除する時には公聴会を開くとかの法の整備が必要であると考えられます。

もし、解体後の提出になったとしても、そのような思いで提出させていただきます。まだ、
完全解体されておりませんので、最後の最後まで、奇跡を信じて保存活動させていただきま
すので、よろしくお願い申し上げます。


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第1回署名提出後も署名が多く集まっております。

渡辺家は、昭和初期の田辺治通大阪府知事の時代に、大阪市道路敷地として土地を寄付して
おり、田辺治通大阪府知事から褒状をいただいております。

今、渡辺邸が解体に向かっておりますが、保存するか否かは別として大阪府知事、大阪市長に
渡辺家の視察をぜひともお願い申し上げます。

大阪府知事から、褒状をいただきながら行政の長が約400年前の大阪市最古の建物を見ないで文化財を解除され解体するのは悲しすぎます。何卒、視察をお願い申し上げます。


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平成24年9月26日(水)淀川区役所に第1回署名分5433名提出させていただきました。

大阪市最古の建物、大阪府で2番目に古い建物として大阪市、大阪府の連携の象徴として、
未来の大阪都の象徴として橋下市長に奇跡を起こしていただければと願う思いで署名提出
を保存会で提出させていただきました。

皆様に厚くお礼申し上げます。

解体前にぜひとも大阪府知事、大阪市長の視察お願い申し上げます。


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保存会を立ち上げて、約1か月です。この短い期間ではございますが、
平成24年9月23日(日)現在で署名の数が約4400名様から署名をいただき
厚くお礼申し上げます。しかしながら、渡辺邸は解体の一歩手前の状況です。
皆様からの熱い思いが解体が始まってから、署名提出になってしまうかもしれ
ませんが、その時は了承お願い申し上げます。
近日中には、署名提出予定でございます。

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平成24年9月9日(日) 14:00~

渡邊邸近くの自敬寺で「渡邊邸を知ろう」を開催します。
参加無料です、ぜひお越しください。
sirou.jpg
詳しくはこちらを御覧ください。
自敬寺

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インターネット署名の受付を終了しました。ありがとうございます。 平成24年11......

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